Godrays
Godrays(timely)v4版。
これ目当てで入れたようなものなんですが、いやほんますごい!


画面がガラッと変わります。
「天使のはしご」とか「レンブラント光線」と呼ばれるあの光が降り注ぐシロディールは、まるで別の世界みたいです。

ただ、うまく調整しないと夕焼けですらこんな感じになりがち…

なので、普段冒険する時は弱めるか切っておいたほうがいいかも。
効果の強さは、カンですがこのあたりを調整してます。
- Density(密度) 0.3くらい・数値を高くすると光線の明るさが増します
- Weight(影響力) 5くらい・光線のはっきり度
- Luminance(輝度) 0.2~0.8くらい・低くすると光線の明るさが増します
- fWhiteCutoff(?) 0.4くらい・低くすると光線の明るさが増します
晴れの日は明るさを押さえ、霧や雨は高くするなどの微調整をすると、手間ですが美しい光線を見ることができます。
data\shadersフォルダにある「Godrays.fx」をノートパッドなどで開いて、直接編集することもできます。
変にいじると動かなくなるので、バックアップを取ってからにしてください。
#define NUM_SAMPLES 64ここの数値を上げると、光線がより緻密できれいになります。うちは128くらいにしてます。
extern float goldensaturate = 0.540f; //ray colors for golden hours
extern float noonsaturate = 0.010f; //ray colors for afternoonここの数値を高く設定すると、光線が当たっている部分の色が強調されてハレーションのような効果が出ます。
上げすぎると変な色になるので注意。

また、コンソールコマンドで光を調整することもできます。
SSP 1.2 0.8この第2引数の「
0.8」の部分で、空の明るさを直接いじることができます。
明るすぎて空が真っ白になったりした時に便利。

天候によっても光のすじの見え方がかなり違ってくるので、いろいろ試してみると楽しいと思います

曇りや雨の日など雲の多い天気のほうが、天使の階段がきれいに見えたり


しかし、いっつもなんでか夕焼けばかり撮ってしまう…
ColorEffects色以外にもさまざまな効果を画面に与えます。えらく高機能。
画面をモノクロやセピア色にしたり彩度を高めたり、輝度やコントラストもその場で調整可能。

Saturation(彩度)を2くらいに設定した画面。
おとぎ話に出てくる街っぽいChey。

逆にSaturationを0にすると、モノクロ画面の出来上がり。
0.5くらいに落として、荒廃したハードな感じを出すのもいいかも。
コントラストも強めれば、よりらしい画面になりそうです。
ColorMood
赤・青・緑の色調整ができます。
一番上のRatioを調整すると、古い写真のように色褪せた感じの演出ができます。
Depth Of Field
被写界深度(奥行き方向の範囲の中でピントが合っている幅)を表現します。
ピントの合っているオブジェクトを中心に、手前のものと遠くのものがふんわりぼけて表示されるようになります。
これは柵のあたりにピントが合っている状態。
デフォルトだと効果がちょっと弱いので、私はこのあたりを微調整してます。
- DoDistanceBlur 0・遠景ぼかしたいけどgodraysの光もぼけちゃうので
- DoFAmount 10・このくらいのぼかし具合が好き
- DepthPower 19・説明にそう書いてある気がしたので
obsharpen
適用すると、画面全体にシャープがかかります。
なんというか、輪郭がはっきりする処理?というか。
元々AA切れてる状態なので、さらに画面に直接これを適用するとジャギーが浮きすぎてちょっと厳しいかも。
ssao perfちょっと調べてみたところ、SSAOとは「Screen Space Ambient Occlusion」の略で、環境閉塞(物の密度が高い部分が暗くなる機能?)を動的に画面の映像に直接適用する処理のことらしいです。解釈間違ってたらごめんなさい。

これをOnにすると、画面にぐんと奥行きが出て明暗がはっきりし、重厚な感じになります。
街中を歩いたりすると、本当に見違えるほど効果抜群。
森や建物にリアルな迫力が出るので、かっこいい世界観が演出できそうです。
うちはネタ系のポップな画面ばかりなので、ちょっと合わない感じですが…。

駆け足でざっと紹介してきましたが、SS撮るなら一度は試してみて損はないと思います

美しい木漏れ日の揺れる道は、歩いているだけでも楽しいですよ


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